我が家で「あると便利なもの」。
こう考えた時、まず浮かんだのはハンドミキサーや野菜の千切り器といった「時短グッズ」ですが、我が家での登場回数は比較的少なめです。もっと毎日当たり前に使っているものを探していると、目にとまったのは冷蔵庫にマグネットで貼り付けられたキッチンタイマーでした。
料理道具や掃除道具のように、家事のメインキャストになることはありませんが、我が家では、料理の時も、掃除の時も、子育てにも活躍している「名脇役」です。
今回はこの「キッチンタイマー」を紹介したいと思います。
料理のタイムキーパーとして
「キッチンタイマー」と言うからには、活躍するのは主に料理の時間です。
結婚して毎日料理をするようになりましたが初めは失敗ばかり。
魚を焼きすぎて焦がしてしまったり、逆に茹で時間が少なくて異様に固いブロッコリーになってしまったり・・・。
レシピ通りに作ろうとするのですが、途中で宅配便が届いたり、子どもに呼ばれたりして、気が付くとまた焦がしてしまう。
そんな悩ましい日々を送っていたところ、夫がキッチンタイマーを買ってきてくれました。
キッチンタイマーは、当然のことながら、時間になると「ピピピピ」と教えてくれます。
子どもと遊んでいても、長電話をしていても、もう心配いりません。
結婚して10年が経ち料理の腕もずいぶん上達しましたが、我が家の台所では今でも、料理のたびに「ピピピピ」とタイマーが時間を知らせてくれています。
子どもの宿題・ゲームの時にも大活躍!
子どもが小学生になり、毎日宿題を持ち帰るようになりました。
初めは張り切っていたものの、学年が上がるにつれて宿題の量も増え、「疲れた~」「終わらないよ~」と言いながらダラダラ鉛筆を動かすことが増えています。
こんな時も、キッチンタイマーが大活躍します。
「疲れたね~。じゃあ、あと5分だけ頑張ろうか」とタイマーをセットすると、子どもも背筋がシャキッと伸びます。
5分あれば、漢字の書き取りが2~3行進められます。
計算問題も、難易度にもよりますが5問くらいできるでしょう。
時間を細切れにすることで、子どもも集中して取り組めるようになりました。
ちなみに、ゲームの時にも、親が「そろそろ終わりだよ」というよりも、タイマーに「ピピピピ」と知らせてもらった方が、子どもにとっても「じゃあ、ここまで!」と区切りがつけやすく、親子とともにストレスがかからないのでオススメです。
専業主婦の時間管理にも役立ちます!
専業主婦の仕事は、外で働いたり勉強したりする家族のために、家を整えることが一番の仕事だと思います。
掃除、洗濯、料理など、やるべきことは盛りだくさんです。
でも「いつ、なにをする」という制約が少ないので、ついダラダラしがちです。
そんな時にも、このタイマーは役立ちます。
「疲れたけど、頑張って5分間だけ掃除しよう」
「10分後には出かけるから、それまで整理整頓しよう」
など、ちょっとした時間のメリハリがつけやすくなります。
もちろん「20分だけお昼寝したい~」というときにも大活躍です。
子どもに「あと5分だけがんばろう」と使う場合と同じ考え方ですが、専業主婦は見ていてくれる人がいないからこそ、キッチンタイマーに時間を見てもらうのもいいかもしれません。
最後に
主に料理の時に使うキッチンタイマーですが、我が家では「ちょっと集中してがんばる」ために使うことが多いです。
何となくのんびり過ごす時間もいいものですが、そんな中でも「5分だけ集中して頑張る」という時間があると、メリハリのある日常が送れる気がします。
そんな生活のために、我が家に「キッチンタイマー」は、なくてはならない「名脇役」です。
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